短編 あいつはもう、、、

 今回は、桃太郎はおやすみです。なので、短編を載せます。



駅を一本の電車が通過した。
向こうのホームに一人学生が誰かを待ってるようだ。
「あいつ、遅いなー」
とつぶやきまわりをみわたす。近くにいたおじさんの新聞を覗くと、<B駅で学生数名殺される>という記事が見えた。
それをみて学生は昨日のことを思い出したのだ、そう、”あいつ”が殺されたのを。。。
学生は習慣の怖さを知ったとともに悲しんだ。
人が何人も亡っても時はいつもどうり流れていく
電車が来た、彼は落ち込みながら乗り込んだ中は割りとすいていた
「なあ、おまえいつあれ貸してくれんの?」
いつものように”あいつ”がいると思い話しかけてしまった
周りの人があやしい眼で学生を見た、学生はハッとわれにかえった
電車はW駅に着いた学生はそこで降りた。
隣の車両から友人の仙山が降りてきた。
「昨日は大変だったな、、、」
と仙山は小さな声で言った。
「ああ、”あいつ”がいないと不安だよ」
そのまま、何も言わずに学校についてしまつた。
 HRで先生は昨日のことを少し触れ注意を呼びかけただけで、その後は来週のテストの話だった、、、、学生はまだ、”あいつ”の件がまだ信じられなかった。
 授業がはじまった。
「おい、何ぺーじだい」と隣に話しかけた、しかし隣は花瓶が机に立っているだけだった。。。
もう、自分がおかしいと思ってきたのだ、そのままボーとして学校はおわってしまった。
「おい、帰ろうぜ」仙山は学生に言った
しかし、学生の耳はどこかへ出かけているようだ
「ほっておけよ、そんな奴」と言われ仙山はつれていかれてしまった。
学生は昨日のことを思い出した、あのとき俺が、、、と思ったそのときだっつた。どこからか声がした
「おい、帰ろうぜ!」明らかに”あいつ”だった
学生は元気が出た
「おう!帰ろうぜ」
二人は駅に向かった
”あいつ”が行きたいところがあると言うので付いて行った
そこはS駅のホームだった
”あいつ”言った ここに飛び越えろと学生はレールに向かって飛び込もうと、かまえたと同時にに電車が入ってきた
「あぶない!!」と近くにいたおじさんが学生を助けた
学生は何がなんだかわからなかった。
 何があつたかおじさんに駅のベンチで話した。
「きみは幻覚をみたんだよ」とおじさんは言った。
「いや違うおれは現にみたんだ!”あいつ”はいたんだ!!!」
「あほ!あきらめろ!」おじさんは激怒した。
「わたしだってつらいんだ!大切な人をうしなったんだよ!」
「そう、あいつはもう。。。あいつはもうしんだんだ〜」
「F子〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
と叫びながらどこかへ消えた
「そうか、やっぱり」学生はつぶやいた。
「そうだ!”あいつ”は死んだんだ!!!!」
そして学生もどこかへ消えてえしまった。

そのあと、死神の国では
「ばかやろー!人を一人殺すこともできないのかボケ!!!」
「すみません、父さん」と”あいつ”は怒られていたのだ
そう、”あいつ”は死神のみならいだったのだ

      END