新 桃太郎 その3

 ばあさんの兄の浦島太郎の家に向かった桃太郎とじいさん。
「ここだよ。」じいさんがじいばあ城より少し大きな家を指差した。
二人は、家へ入った、なかは汚れていて本や物が積んである。さらに、壁にはいろんなお面がかけてある。
「太郎義兄さん山田です!」
「・・・・んんああ???」と変な声がした。
奥からこしみのをつけて、頭にはドラえもんのお面をのっけた体中泥だらけの男が出てきた。
「お久しぶりです。」とじいさんは言った。
「おう!たのすけか!げんきしてた?」
「元気もりもり盛りそばじゃよ!」
「ところでそいつは誰じゃ??????????」
「6年前ひろったて見せに来た、桃太郎じゃよ!」
「もう、こんなに大きくなったのか。おまえもいろいろたいへんだな」
「太郎義兄さんの方が亀を助けたら、琉球につれてかれてやっと帰ってこれたんじゃないか。」
「ははは、そんなこともあったな そんな〜時代もああたねと〜」
「あ!そんな話をしにきたのではなかった。この桃太郎を弟子にしてやってくれ!!」
「弟子?」
「そうです!剣道や戦略を学びたいのです。」桃太郎の目は燃えていた。
「そう簡単に弟子にはできん!帰れ!」
「そこをなんとか!」桃太郎は必死で頼んだ
「だめじゃ!」
「じゃあ、いいです。さいならー」
「もうひとおししろよーもうひとおししろよー、一度言いたかつたんだよ」
「じゃあ、採用ですか?」
「もちろん!おめでとちゃーん」
「ありがとうがざいます!」
「しかし、練習はきびしいぞ!それでもいいのかい?」
「はい!もちろん!ビデオもカメラもダブルOK!」
「では、明日から毎日家へきなさい。」
(けど、この桃太郎て奴わしが7年前琉球からの帰りの亀の上でこいつらしき人が船からあいさつをしてきたような?しかし、6年前に桃太郎は生まれたのだ、しかもわしの見たのは青年だったはずだ。なにかのかんちがいだな。)
「はい!よろしくお願いします。」