本誌独占インタビュー実現!「耳六の今』を語る

 某所
耳六スタジオのある耳六ビレッジを我々は張っていた。

かつて、ともともコミックを創刊し、近年は耳六スタジオの拡大をはかっていた
耳六助氏

ココ数ヶ月
何の更新もなく放置された
公式情報曲「苦悩と戦い」
新作の発表がないままやきもきする日々である

彼に何が有ったのだろうか

夕刻
彼の姿があった

薄汚れたその風貌に
最初は
誰かとおもったが
六助氏に間違いなかった。



ー耳六助さんですよね

ええ、まあ
ちがいます。


ー???

ー最近ラジヲの更新もない、まんがの新作もない。どうも寂しい日々なのですが。

真ん中だと思ってた。

ー???

ー大漁に告知している新作たちは本当に出るのですか?

まあ、ぼちぼち
中にはできてるのもあるんだ。
ただ、タイミングのがしたり
わざとださなかったりもしてる。

ーわざと?

そう、わざと幻の名盤とかいっちゃってね
そう、音源なのね完成してるってのは
「愛地球吐」っていう
2013年だか12年用につくっていた
アルバムね
環境問題みたいなものを
テーマにしていたんだが
いつかおとどけしたいね。


ー数ヶ月前になぞのスタジオ練習があったとのうわさもありますが。

ああ、あれはね
音毒とは別件で音楽を少しやろっかってことで
つくってる途中なんだ
「東方見聞ROCK」という「コロンブス」のリニューアル版というか
改題したんだ。
コロンブスってタイトルじゃおかしいなあとかんじたんでね

ー3ピースバンドとの噂も

まあ、究極そこにたどりつくけんね
で、
一人脱退の法則だ
ドリカムでも
ELTでも
ポルノグラフィティでも
そうだろ?
まあ、それは冗談だが。


ー実は新たなアーティストがプチプチに所属したとか

そうね、こんげつから
CMs』っていう
2人組が所属したんだ。
彼らは
ちまたにあふれるCMソングばかり歌ういかしたやつらだよ
カバー曲ってのはなんだか
ていこうあるんだが
こいつらのは別
なんだか
カバーというか
洗脳宣伝の延長線だと思ってる。
洗脳宣伝
ってのは
CMの曲を子ども達がまねして歌い続ける様な
ことをそうよんでるんだ。

ー今の耳六っていうのは一体どうなってるんですか

今はほぼ活動休止状態というか
やれてない状況がつづいてるんだ
この状態って言うのは自分でもやきもきしている
でも
こういう状態が永遠に続くってことは断じてないよ

ー個展のきかくとかっていつなの?

まあ、でかいのをやりたい
とは思うがなにぶん
正直なところ
財政難なんだな
耳六スタジオというナマエを広めるために
こそこそと
考えているが
まだまだ
なんですよね。
25周年のときにやれたらっておもってる
それか30周年でもいい。
それまでに
たくさんの作品や
知名度がひつようだわな
いろいろ
考えているので
実現したい。



ー今後の耳六に期待して良いと

まあ、
期待してもらって大いに構わない。
ただ実力は追いつかないかもしれない
でも
一つのアイディアの提示だと
おもって欲しい
特化している人と完成形を目指していくってのも
楽しいかもしれません。



ー今日はどうもありがとうございました。

まああ、無礼な記者だと思いますよ
君は
君が僕自身でなければ取材拒否ですよ

ー自作自演さん。むなしいですね

むなしくなんてないよ
こういう
スタイルも悪くない
自分自身との対話だ。





そうして、
彼は
スタジオに
消えていった

今日は何をつくっているのか
なにもしていないのか

今後が楽しい日々でありますよう
願うばかりです。