とにかく暗い!

 くらい
くらい
くらいよ〜
かつて
水曜の夜中十時半
ガレッジセールのゴリは
落ち武者の
そんなコントをしていた
そうだ
くらい
暗すぎやしないか
くらいよ
マイナス思考なまんがが受け入れられている
世の中は
ますます
くらくなるいっぽうである
その
暗さから
明るさを
見つけようなんて無理
だ!
無理に決まっている
底抜けの
明るいだけでは
だめだって言う事ぐらい
わかる
しかし
そこまでくらくならなくてもいいはずだ
その
暗さから
すこしの明るさを手に入れようなんちゃあ
無理な話だ
しかし
こういったまんがを
否定する訳では
ない
よめば
よんだで
面白い事もある
しかし
読み終えた後

どんより感には
まだまだ
なれる事ができない
重い手塚まんがをよんだあとの
感覚とは
なにかちがう
そんな
かんかくに
おちいる
ひっしで
このやろ
このやろ

暗さを
はらいのけて
よんでいるじぶんがそこにいて
はたして
ほかのひとびとは
どんなきもちで
よんで
いるのだろうかとも
かんがえてしまう
そんな
作品に影響されてか
私自身
難解なさくひんを
かいてみようと
ぶっつけで
理解できない
すじの通らない話をかいてみたことがある
これを
なんて
すばらしい!

おもうのか
意味が分からん!

とるのかは
ひとそれぞれである
結果自分は
おそらく
後者なわけであり
そんなものを
かくのをやめた
もっと
単純明快
までは
いかずとも
スッキリとした
きぶんの
いいもんをかきたい
つくりたい
なにがいいたいかと
いうと
愉快な方が
素敵なんじゃないかという事だ。