ついに、第二部連載開始である。長年ここで読んでいた皆様には大変お待たせいたしました。最近見始めた皆様、私はいつもこんなペースです。では今回は二本立てでお送りいたします。と、言っても短いんですけどね、、、、

第一回
その昔、桃族と呼ばれる種族がいた。彼らは他のもの達とは違う何かを持っていた。しかし、それが他のものには気にいらなかったのだ。自分らこそが最高に優れた生き物である!という錯覚におちいっているのである。そして、罪なきものを皆殺しにしていった。

「マッチやがれや!」と叫び、追いかける農民。彼はけして野菜を盗まれたわけでもなく、ただ自分の目の前にいる者に興味があるのだ。
人どうりの多いこの町は異様におおきい町である、十年住んでも道に迷うというから、おどろきである。このマッチに生まれてから、ずっと住んでいる大吉じいさん七十歳は、みちにまよって自宅に帰れず二年さまよい。最近やっと家に帰れたなんていう話もアル。 それはさておき、農民に追いかけられている人はどうなったのだろう。どうやら捕まったようです。
「離せ!離せよ!」と暴れる少年それを捕まえて喜ぶ農民。町を見渡せば、周りには少年の似顔絵がたくさん張ってある。
「さあ、こい!」農民は少年はひもで結ばれて引っ張られていく。もし少年に今何がほしいかと聞けば、DSとは言わないだろう、自由がほしいというと思う。 そして、まちを抜けた二人は大きな城の目の前に着いた。
農民は門の前で門番に話しをして、門の中に案内された。中では殿が待っていた。大きな部屋で農民は殿に賞金をいただいて、すたすたと家にかえったのだった。残された少年は怒り気味でただただ正座をしているだけだった。

つづく 

第二回
「おい、おぬし何か勘違いしておらんか?」と殿は少年に言う、少年は連れ込まれてからずっとムッとして腕を組んだまま何も言わないのだ。
「たしかに、少し強引であったからのお。はっきり言おう、おぬしは海辺の怪物を倒したというでわないか、わしは正直驚いたよ。あの村はもうダメかと思っていたんだ。けど君のようなすばらしい人がいるなんてな。桃太郎君!」
少年は驚いた。そして、殿はまた口を開いた。
「実は、もうひとつ手の付けられない厄介な問題があるんだよ、、、、」

つづく


第三回
船から下りた桃太郎は港に戻る船頭を見送った。風の吹く浜辺を歩いた、殿様からもらった島の地図を見ながら村へ向かった。浜辺と村はそう離れていなかった、村を見回すのだが人が見当たらないのである。廃墟になったとは、聞いていないのでどこか村人達そろって行ったのだろうと思った。桃太郎は村への挨拶は後でいいとして、別荘へいそいだ。地図に従い、村外れの一本道を進んだのだった。しばらく、歩いていると草むらから人間の声が聞こえたのである。桃太郎は村人だと思い声をかけた
「あのー、殿の命令できた桃太郎と申すものなのですが。」と一応の自己紹介を含めておいた。するとどうだろうか、おかしなことに明らかに人間の声がした草むらから犬とサルが出てきたのだった。

つづく


あら?さんぼんだてになってりゃあ
まあ いいか 皆さん 新桃は不定期連載です。現在、地獄戦隊エンマMANは休載中です。希望があれば、再開の予定もありますので、よろしく。

では、さようならまた会うひまで  オッパッピー