こんな夜はララバイ

 
いままさに
ひがくれている


そして
夜が来る


ボクらは
日が暮れる
まえに
走ってにげる

夜に飲み込まれたくなくて。


よる

おとな
たちの

嫌な
世界がある

ぼくらは
そんな
世界を
あるきたくない
あるかない

でも
いつか
日が暮れる
ことなんて
わすれて
はしることも
やめて

夜に
飲み込まれていく。

ボクらは
夜の楽しみを
しってしまった